上田 利幸

1963年生まれ

私はもともと心理学に深い関心を持っており、精神科医の先生方も参加するような専門的な研修にも積極的に参加してきました。そうした学びの中で出会ったのが、増永先生の研究でした。その理論の奥深さと精緻な構築に、私は強い衝撃と感銘を受けたのです。

増永先生は「推命学」という伝統的な占術に科学の光を当てるべく、心理学者としての道を選び、生涯をかけて膨大な検証と研究を行ってこられました。その成果は、「生年月日」から個性や行動特性を立体的かつ的確に導き出すという、非常に高い精度を誇る独自の理論として結実しました。しかしその完成度の高さゆえに、長年にわたってさまざまな人々に模倣され、改変を受けつづけてきたのも事実です。

ただ、その過程でしばしば見過ごされてしまうのが、この理論が本来持っている「心理学理論としての価値」です。生年月日という一要素をあえて取り除いたとしても、人の特性や行動パターンを深く理解するための有効なフレームワークとして十分機能しうる、緻密な構造がこの理論には内包されています。

実際、私は自身のコンサルティング業務や企業向けのマーケティング支援、営業研修などの実践の場でこの理論を活用し、多くの成果を上げてきました。その経験を通じて、理論の有効性と応用可能性を強く実感しています。

これからも、より深い学びを重ねながら、この理論を正しく継承し、実践を通じてその価値を多くの人に伝え、広めていきたいと考えています。

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HP : comjapan

月刊11万部発行の地域情報誌にて、約13年間にわたりコラム「生まれ日個性学で人間関係改善」を連載していました。